美しいレイをリボンで作るハワイアンクラフトの「Leinani(レイナニ)」

第4回
Blooming Pikake&Loke 2
レイは古代ハワイから現代に伝わる伝統文化の一つで、レイを贈ることは愛を意味します。レイはフレッシュな花や葉などで作るのが一般的ですが、最近ではリボンやヤーンで作るクラフト・レイもブームです。リボンレイの誕生は1994年頃。当時、クラフトショップに勤めていたキャロル・ミトさんが、ブラザーズ・カジメロが主催する自然保護運動に賛同。「レイ作りのために花を摘んでしまうと、美しい花が無くなってしまう。ハワイの美しい自然を未来の子供たちのために残してあげたい・・・」という思いから、身近にあったリボンでレイを作ったことが始まりです。そんなアロハの心から生まれたリボンレイを、ぜひ私と一緒に作ってみませんか? この「レイナニの美しいリボンレイ作りにトライ」で、作り方をご説明します。 Pua kenikeni⇒プロフィール
⇒バックナンバー リボンレイ編  第1回  第2回  第3回  第4回 

〔1セット〕の内容

〔白:2枚(ピカケ)〕 ⇒〔緑:1枚(葉っぱ)〕 ⇒〔濃ピンク&薄ピンク:1枚(ロケ)〕 ⇒〔緑:1枚(葉っぱ)〕
この流れで縫っていきます。これを6セットくり返します。

5.“ピカケ”を縫いましょう 〔白いリックラックテープ:2枚〕
※以下、丸抜き数字の写真はクリックすると拡大してご覧いただけます。

@白いリックラックテープ2枚を一緒に縫います。2枚を一緒に左手で持ち、リックラックテープの“山”と“谷”を揃えましょう。
A2枚のリックラックテープのうち、手前にあるリックラックテープの右端の“山”の縁に、“上から下へ”針を通しましょう。
続けて、向こう側にあるリックラックテープの右端の“山”の縁も、同様に行います。
(注)リックラックテープは2枚一緒にまとめて針を通すのではなく、1枚ずつ針を通しましょう。
B向こう側にあるリックラックテープの、Aで縫ったリックラックテープの左隣の“山”の縁を、“下から上へ”針を通しましょう。
続けて、手前側にあるAで縫ったリックラックテープの左隣の“山”の縁も、同様に行います。
(注)リックラックテープは2枚一緒にまとめて針を通すのではなく、1枚ずつ針を通しましょう。
C A〜Bをくり返し、“山”の部分を並縫いしましょう(リックラックテープを1枚ずつ並縫いします)。運針をしながら、針の根元側に縫い終わった部分を折り畳むようにします。
D Cの針先に溜まったリックラックテープを、そのまま玉結び方面へスライドさせましょう。
E さらにA〜Dをくり返しましょう。リックラックテープの左端まで全ての“山”を縫ったら、玉結びのところまでリックラックテープの端をスライドさせます。
F リックラックテープを縮めましょう。木製ピンチを使い、バッグ等の縁に、縫い始めの玉結びとリックラックの右端を挟みます。左手で、リックラックテープの縫い終わりから少し先の糸だけを持ち、糸をピンと張ります。
G 右手で、折り畳んであるリックラックテープを、少しずつ時計回りにずらしながら、木製ピンチの方へリックラックテープを寄せましょう。リックラックテープの“山”が、隣の“谷”と合わさるくらいにずらします。重なったところが"ピカケの蕾”を表現しています。1周すると、“ピカケ”の花が5個できます。さらに時計回りに、リックラックテープをずらしながら寄せていくと、らせん状に積み上がっていきます。1個ずつ“ピカケ”の蕾を1つ1つ形作るように丁寧にリックラックテープを縮めましょう。
H  リックラックテープを最後まで寄せていくと、約13〜15cmの長さの“ピカケ”ができました!

6.“葉っぱ”を縫いましょう 〔緑のリックラックテープ:1枚〕

@  右端の“山”の縁を、“下から上へ”針を通しましょう。そのまま、“ピカケ”のところまでスライドさせます。

A @で縫った“山”の左隣の“山”(写真★)を、向こう側へ1周させます。1周させた“山”の縁を、“下から上へ”針を通しましょう。
B @とAで縫った“山”の間にある“谷”を左手で持ち、@とAで縫った部分を重ねましょう。
C 続けて@〜Bと同様に、2枚目の“葉っぱ”を作っていきましょう。
Aで縫った“山”の左隣の“山”を、向こう側へ1周させます。 1周させた“山”の縁を、“下から上へ”針を通します。
AとCで縫った“山”の間にある“谷”を左手で持ち、AとCで縫った部分を重ねます。
D @〜Cをくり返すと、1周で8枚の“葉っぱ”ができます。
E さらに続けると、“葉っぱ”が15枚(2周)できます。

7.“ロケ”を縫いましょう 〔濃ピンクと薄ピンクのリックラックテープ:1枚〕

@ 濃ピンクと薄ピンクのリックラックテープを絡めたものを、右端の“山”が薄ピンク“になるように持ちます。薄ピンクの“山”の縁を、”下から上へ“針を通しましょう。 A 薄ピンクの次の“山”の縁を、“上から下へ”針を通しましょう。> B @〜Aを繰り返し、薄ピンクの“山”だけを並縫いしましょう。運針で縫い、綺麗に畳むように溜めます。
針がリックラックテープよりも手前にある時は、リックラックテープを“向こう側”に反らせます(膨らみを持たせる)。 針よりリックラックテープの方が手前にある時は、リックラックテープを“手前側”に反らせます(膨らみを持たせる)。 並縫いをしながらリックラックテープを形作り、「ロケ(バラ)」を1つ1つ作るように意識して作りましょう!
C 縫った部分を、時計回りにリックラックテープを寄せていきましょう。“ロケ”が10個(2周)できます。

8.“葉っぱ”を縫いましょう 〔緑のリックラックテープ:1枚〕

H 2の@〜Eと同様に、“葉っぱ”を縫いましょう。
1〜4で1セットできました!(1セットで約16〜19cm)
続けて、残り5セット(合計6セット)くり返しましょう(約1mの長さのレイができます)。

9.仕上げをしましょう

@ 6セット縫い終えたら、レイの形を整えた後に、レイの根元で玉止めをしましょう。針先に糸を5回ほど巻いて針を抜き、大きな玉止めを作ります。
A 縫い始め側の白いリックラックテープの玉結び付近に1針すくい、糸を通します。糸を引き、縫い始めと縫い終わりを合わせます。
始めの糸端(15cm)と絡めて、3回ほどしっかり結びます。

10.完成!

 

生徒さんに、「ハワイではどこでリボンやヤーンが買えますか?」などと聞かれたりするので、次回は「ハワイのクラフトショップをご紹介♪」の予定です。どうぞ、お楽しみに!
ハワイで目にしたリボンレイの繊細さと美しさに魅了され、制作活動を開始。横浜・湘南エリアをベースに各地でレッスン行う傍ら、オリジナルリボンレイの制作、イベントへの参加や雑誌記事監修などの活動にも積極的に参画し、リボンレイの普及に努める。 著書に日本初となる日本語教本「リボンレイの本」、「リボンレイの本2」(青山出版社)がある。

Pua kenikeniはハワイアンネーム。ハワイ語で「Lei」(レイ)とは花や葉、木の実、貝殻などで作る首飾り、「Nani(ナニ)」とは美しい、キレイな”という意味、つまり「Leinani」(レイナニ)とは美しいレイのこと。長いリボンから繊細で美しいレイに作り上げていく楽しさを、多くの方にお伝えでき たらと思い、この名前をつけました。リボンレイを通じて「アロハスピリット」を共有することができたら、私にとって最高の幸せです♪
ウエブサイト http://leinani.web.infoseek.co.jp/

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